編集長インタビュー
八千代交通 社長・県ハイヤー協会 会長 石川 康夫さん
石川 康夫(いしかわ・やすお) 1954年(昭和29年)山辺町生まれ。千葉商科大商経学部卒業後、首都圏の自動車部品販売会社を経て、81年に山形三菱自動車、ホテルキャッスルを中核とする「八千代グループ」のタクシー部門だった八千代交通(山形市)へ。総務・経理畑を歩み、課長、部長、常務、専務を経て2006年から社長。翌07年のグループ崩壊後、同社の全株式を取得してオーナーに。13年から県ハイヤー協会会長を務める。66歳。
継承した経営理念は「一社一心」
お客様第一のサービスを心がけ
――八千代交通の沿革からお願いします。
創業は昭和31年
「戦後間もなく、東根市の神町駐屯地のタクシー限定認可で駐留米軍を山形市に輸送していたのが始まり。1956年(昭和31年)に一般のタクシー業の認可を得て『八千代自動車』を設立したんだね」
「当初は自動車販売や修理もやってたみたいだけど、60年にタクシー部門だけが分離して今の社名になったと聞いてる」