編集長インタビュー
高橋建匠(東根市) 社長 高橋 真広さん
高橋 真広(たかはし・まさひろ)1975年(昭和50年)村山市生まれ。村山農業高(現・村山産業高)を卒業後に地元ゼネコンの矢萩土建へ。日中は働き、夜は河北高等技能専門校で学ぶ生活を2年間続けた後に同社退社、大工職人を目指して大石田町の一人親方に弟子入り。3年後に独立し、25歳の時に東根市の自宅で1人で創業。2014年、髙橋建匠として会社組織化、今年設立10周年を迎える。49歳。
最初から最後まで責任を持ち 理想の家づくりをお手伝いします
――高橋建匠ってどんな会社なんですか?
プロフェッショナル集団
「一言で言えば地場の中小工務店です。ただ社員9名のうち、経理と総務の女性2名を除けば、私を含め7名全員が大工職人。家づくりのプロフェッショナル集団を自負していて、手がけた住宅の仕上がりには自信があります」
「だから、営業の人間はいなくて、受注の9割が施主様からのご紹介。過去10年の実績は60棟、直近は年間20棟といったところでしょうか」
――住宅の特徴をもう少し具体的に。
「私自身、大工として独立し、様々な大手さんの下請けをさせてもらううち、やはり最初から最後まで責任を持って仕事を成し遂げたいと思うようになったんですね。施主様の要望をお聞きし、それに沿った住宅をつくってお引き渡しする。そして長く施主様から感謝される仕事がしたいと」