編集長インタビュー
主婦、動物作家 山口 花さん
山口 花(やまぐち・はな)1968年(昭和43年)新潟市生まれ。大学卒業後、地元の広告代理店に就職し、結婚を機に退職。ご主人の勤務地の鶴岡市で主婦業と子育てのかたわら2012年に出版した「犬から聞いた素敵な話」が累計30万部を超えるベストセラーに。以後も犬をテーマにした4作品を上梓、安定した売れ行きを記録している。昨年4月からはご主人の転勤に伴い山形市で夫婦2人暮らし。50歳。
犬の気持ちに思いを馳せ
飼い主との物語を紡いでいます
――最初に本を出したきっかけって?
犬の目線に立って
「子育てもひと段落した時、以前から関心があった心理学を勉強しようと通信制の大学に入学したんですね。そのカリキュラムに動物の感情なんかを調べる比較行動学というのがあって、そこで分かった犬の心理みたいなものが興味深くて」