編集長インタビュー
ながまち荘 施設長・県老人福祉施設協議会 会長 峯田 幸悦さん
峯田 幸悦(みねた・こうえつ) 1957年(昭和32年)山辺町生まれ。山形中央高から東北福祉大社会福祉学部に進み、同大卒業後の80年、社会福祉法人・恩賜財団済生会支部山形県済生会へ。同会系の特別養護老人ホーム「愛日荘」生活指導員を経て2005年に同会系の特別養護老人ホーム「ながまち荘」施設長に就任。介護・福祉現場を知る第1人者として13年から県老人福祉施設協議会会長、17年から全国老人福祉施設協議会副会長も務める。60歳。
絶えず先手を打ち組織を改革
「N式介護」を世界に向け発信
――介護の分野の〝革命児〟と伺ってます。
社会奉仕を目指して
「大学を卒業して済生会の試験を受けた時、居並ぶ役員の前で『組織を変えるつもりなら自分を雇え』って大見得を切ったぐらいだから(笑)」
「それはともかく、自分が目指したのは介護の仕事にとどまらず、弱者に支援の手を差し伸べるソーシャルワーカー的な仕事でした。それは今も変わりがなく、自分が施設長を務める『ながまち荘』の基本理念にもなってます」