編集長インタビュー
山形県酒類卸(寒河江市) 社長 新田 公孝さん
新田公孝(にった・きみたか) 1950年(昭和25年)新庄市生まれ。新庄北高から立教大社会学部に進み、卒業後の75年ニッカウヰスキー入社。一貫して営業畑を歩み、課長、部長を経て97年東北支社長。2002年に親会社のアサヒビールに転籍、2005年から08年まで山形支店長を務めた。10年7月、東北統括本部副本部長を最後にアサヒビールを退職、9月に山形県酒類卸専務就任、12年から社長。67歳。
IWC県内開催を契機に
販路拡大、輸出にも取り組む
――山形県酒類卸ってどんな会社なんですか?
減収下でも利益率向上
「1949年(昭和24年)、県内の酒造メーカー約70社と1500社にのぼる県内の酒販店が共同で設立した協同組合が始まりです。県内酒造メーカーから日本酒を仕入れ、県内酒販店に販売するのが主な業務でした」