山形コミュニティ新聞WEB版

編集長インタビュー

戸田書店山形店 店長 笠原 裕介さん

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笠原 裕介(かさはら・ゆうすけ) 1979年(昭和54年)山形市出身。山形中央高から東北福祉大社会福祉学部に進み、卒業後、書店でのアルバイトを経て2005年に静岡市が本社の戸田書店入社。同社三川店、新潟南店、秋田店で勤務した後、07年の山形店オープン当初から現職。夏場には怪談に関するブックフェアやイベントを仕掛け、業界筋で「怪談店長」の異名で知られる。38歳。

逆風下にある書店の運営
 独自の「怪談本」で存在感発揮

――この時期の戸田書店山形店といえば、怪談本の品ぞろえが有名で。

怪談本の品ぞろえに定評

 「今年も9月2日に山形市の黒木あるじさん、宮城県涌谷町の郷内心瞳(ごうないしんどう)さん、気仙沼市の小田イ輔さんの怪談作家3人を招いて『みちのく怪談会』を開催します。確かに、怪談のイベントやフェアは夏場に仕掛けることが多いんですが…」
 「最近は全国的にもちょっとした怪談ブームで、季節に関係なく通年で怪談本は売れてます。やはり東日本大震災をきっかけに、亡くなった人と生きている人をつなぐ物語として怪談にスポットが当たってるような」

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