編集長インタビュー
落語家 立川 志らぴーさん
本名・片桐悠吾(かたぎり・ゆうご)。1993年(平成5年)東京都町田市生まれ。都立町田高を卒業後、一度東京を離れてみたいという思いと、母親が南陽市出身だったこともあり山形大人文学部に進む。在学中に落語に興味を持ち、落語家になることを決意。卒業後に立川志らくに入門、7年間の修業を経て今年1月に二ツ目に昇進した。5月27日、山形市の遊学館で「二ツ目昇進落語会」を開催する。30歳。
昭和の雰囲気を醸す落語 山形での普及にもつなげたい
――山大在学中に落語に目覚めたと。
山大で落語と出会う
「大学2年の終わりごろ、県立図書館でたまたま手にしたCDに収録されていた3代目三遊亭金馬の落語にハマりまして。それから昭和の名人を中心にいろんな落語を聞くようになって」
「特に衝撃を受けたのが、すでに亡くなられていた立川談志師匠の毒舌でダイナミックな落語。落語との出会いから半年もたたないうちに『将来は立川流の落語家になろう』と心に決めました」