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呼び戻せ観光客 県、誘客に あの手この手
決め手はサクランボラッピング
新型コロナの影響で落ち込んだ観光客数の回復を図るため、県が「さくらんぼ県やまがた」のブランドイメージを活用し、県内外に向けたPR活動を積極的に展開している。
第一弾がたわわに実ったサクランボを車体にあしらったラッピングバスの運行。4月下旬から仙台―山形間の高速バスと山形市周辺を走る路線バスの各3台が高速道や市街地を運行しており、気づかれた方も多いはず。
バスとくれば次はトラック。趣旨に賛同した県トラック協会からの紹介を受け、山形陸運の10トントラック1台にサクランボをラッピング。ラッピングトラックは5月中旬から関東、関西方面に4年間運行する計画だ。
トリは7月1日に開業30周年を迎える山形新幹線つばさ。サクランボをラッピングしたつばさが9日から11月下旬ごろまで運行する予定。
県では「感染対策を徹底していただいたうえでサクランボ果樹園や朝パフェキャンペーン(P14参照)など県内各地の観光スポットに足を運んでもらえれば」と呼びかけている。