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編集長インタビュー

杵屋本店(上山市)社長 菅野 高志 さん

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菅野 高志(かんの・たかし) 1957年2月、南陽市生まれ。日大山形高から専修大経営学部に進み、同大卒業後、京都の和菓子の銘店「千本玉寿軒」で住み込み修業。5年後に郷里に戻り家業の杵屋本店へ。取締役営業部長などを経て2001年に社長就任。山形県洋菓子協会会長、全国洋菓子協会理事なども務める。59歳。

こだわりは地産地消と季節感
 山形の味覚を表現していきたい

――和洋菓子業界では老舗だと伺ってます。

今年が創業205年

 「江戸期の文化8年(1811年)、南陽市宮内で初代・庄六がお菓子屋を開いたのが起源です。宮内には日本三熊野のひとつで『東北の伊勢』とも称される熊野大社があり、東北各地から訪れる参拝客にお土産用のまんじゅうなどを製造販売していたようです」
 「それ以来ですから今年が創業205年目。初代から数えて私は10代目の当主になります」

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