山形コミュニティ新聞WEB版

編集長インタビュー

怪談作家 黒木 あるじさん

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黒木 あるじ(くろき・あるじ) 1976年(昭和51年)青森県弘前市出身。東奥義塾高から東北芸術工科大に進み、同大情報デザイン学科映像コースを卒業後、山形市内の映像製作会社へ。会社勤めの傍ら怪談の執筆を手がけるようになり、2009年「おまもり」でビーケーワン怪談大賞・佳作、「ささやき」で『幽』怪談実話コンテストブンまわし賞を受賞。10年「震(ふるえ)」でデビュー。現在は会社を退職して怪談作家として活動中。山形市在住。38歳。

怪談は生と死の邂逅の物語
  後世に語り継ぐ義務がある

――怪談作家っていうのもユニークですね。

各地で怪談を聞き歩き

 「小さいころから『怖い話』は好きだったんですよ。大学を出て映像の仕事に携わり、東北各地を巡っていろんな人の話を聞くうちに民俗学というか、地域に根ざした怪談の面白さを実感するようになりました」
 「作家専業になった今も手法はフィールドワークが中心。怖い体験、不思議な出来事に遭遇した人の話を聞き集め、これらをベースに実話怪談を書いてます」

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