編集長インタビュー
NHKチーフアナウンサー「今夜はなまらナイト」の親方 柴田 徹さん
柴田 徹(しばた・とおる) 1968年(昭和43年)山形市生まれ。山形東高、東北大文学部卒業後、90年NHK入局。アナウンサーとして青森、仙台、神戸、名古屋、東京での勤務を経て放送部副部長として2006年6月NHK山形放送局へ。翌年1月、自らの発案で山形弁だけで最後まで通すバラエティ番組「今夜はなまらナイト」を県内のラジオ第1で放送したところ絶賛の嵐。「なまらナイト」は総合テレビでも放送される人気番組になり、月1回のラジオを含め過去からの全番組の企画、進行役を務める。愛称「親方」。45歳。
「さんなねものはさんなね」
山形弁で地域を元気に
――そもそも番組を始めたきっかけって?
若者へのメッセージ
「ボクが山形に転勤してきた年、県内で高校生のイジメや自殺、受験のための未履修問題といった暗い話題が続いたんですよ。それがきっかけで、若者に山形も悪いところばっかりじゃないよ、良いところもいっぱいあるんだよというメッセージを伝えたくて」
「それで脚本家のあべ美佳さん(尾花沢出身)やタレントのトモちゃん(山形出身)たちに協力してもらって。当初は1回こっきりのつもりだったんですけど(苦笑)」