山形コミュニティ新聞WEB版

編集長インタビュー

和光(山形市)代表取締役会長 鈴木 利規さん

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鈴木 利規(すずき・としのり) 1944年(昭和19年)山形市生まれ。市立第四中学校を卒業後、地元の縫製会社、しみ抜き屋などを経て73年にクリーニング業の和光を創業。81年から県内陸部での多店舗展開に乗り出し、ピーク時の89年には直営店、取次店をあわせ「クリーニングWAKO」を150店まで拡大。一方で品質向上を目指した独自のクリーニング技術「SQCR(スキュア)システム」を開発、北海道から沖縄まで全国150同業他社を加盟させた。67歳。

逆風のクリーニング業界
  打開策は品質向上にあり――

――中学を卒業されていきなり社会へ?

曲折を経て28歳で独立

 「小さいころから北海道に行きたかったのよね、開拓団っていうか。だから上の学校に進むなんて考えてもなかったんだけど、父親の反対で北海道行きがダメになって。母親が『じゃあ手に職でもつけなさい』って言うから縫製屋へ」

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