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編集長インタビュー

陸上自衛隊第六師団長 久納雄二さん

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久納雄二(くのう・ゆうじ) 1954年(昭和29年)東京都生まれ。78年防大卒、陸上自衛隊へ。陸幕監理部長、西部方面総監部幕僚長などを経て2010年7月から現職。陸将。56歳。陸自第6師団は南東北3県の防衛警備と災害派遣を任務とし、3県5駐屯地のうち司令部を東根市の神町駐屯地に置いている。隊員数約5800人、神町には2600人が駐屯している。

粘り強く!  東北
  自衛隊の士気は高いです。——

4月5日 東北方面隊・仙台駐屯地で

——震災発生から現在までの第6師団の災害活動状況を教えて下さい。
 
人命救助を最優先

 「発生当日は部隊を福島県南部から宮城県北部にかけ展開、人命救助を最優先しました。被災者の生存は72時間が限界。倒壊した家屋や瓦礫の中に生存者がいないかを見つけ出す作業でした」

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