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編集長インタビュー

高畠ワイン 社長 奥山 徹也 氏

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奥山 徹也(おくやま・てつや) 1946年(昭和21年)旧満州生まれ。終戦で引き揚げ後、北海道、福島、千葉などに移り住み、千葉東高から山形大文理学部(現在の人文学部)へ。同大卒業後、数社を経て76年に山形市の酒類卸会社に就職、取締役まで務めた後、92年に高畠ワインから営業部長としてスカウトされる。99年常務、2004年専務を経て05年から現職。63歳。

高畠ワイン 社長 奥山 徹也 氏

研鑽の歴史を積み重ね
   いつか本場・欧州の味に——

——山形との縁って?
 
「三島神社」に絶句

 「大学で来たのが最初です。最初は戸惑うことばかりで、1番ビックリしたのは『三島神社』なんてのがあったこと。初代県令の三島通庸(みしまみちつね)を祀(まつ)ってると知りましたが、ボクは幼少期を会津で過ごしたもんだから『福島事件』の元凶の三島なんて極悪人のイメージですよ、極悪人(笑)」
 「でも今の立場からすれば、三島が開通させた栗子トンネルのおかげで福島や首都圏から大勢の観光客が来てくれるし、三島が産業振興のため奨励したブドウ栽培がワインづくりにつながっている。恩人ですな(笑)」

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