編集長インタビュー
山形豊烈打毬保存会会長 大久保 靖彦 氏
大久保 靖彦(おおくぼ・やすひこ)1934年(昭和9年)東京都文京区生まれ。中央大学法学部卒業後、61年に索道会社の蔵王ロープウェイの設立に携わり社長に。亡父は衆議院議員や山形市長を務めた傳蔵氏。75歳。
古式ゆかしい騎馬行事
山形らしさで後世に——
——今年も10月6日に豊烈神社(山形市桜町)で古式ゆかしい「打毬(だきゅう)」が奉納されました。
現存するのは3カ所だけ
「打毬は3人ずつ紅白に分かれた6人の騎士がゴルフボール大の毬を毬杖(きゅうじょう)と呼ばれる棒で的に投げ入れる騎馬行事。ルーツは紀元前6世紀のペルシャで、日本には平安時代に伝わりました」