編集長インタビュー
国際ソロプチミスト山形 会長 井出 葛子 氏
井出 葛子(いで・かつこ)1942年(昭和18年)山形市生まれ。山形北高、東北薬科大を経て眼科医の井出醇氏に嫁ぐ。74年から井出眼科医院が併設する井出コンタクトレンズ代表取締役。昨年7月から国際ソロプチミスト山形会長。3女の母。
今年が設立35周年
普及・啓蒙活動に全力 ——
——ソロプチミストって、ボクの中では上流階級のご婦人方のサロンみたいなイメージです(苦笑)
奉仕で女性の地位向上に
「ソロプチミストの語源はSoror(ソロ=姉妹)とOptima(オプティマ=最良)の2つのラテン語で、『女性にとって最良のもの』という意味。様々な奉仕活動を通じて女児や女性の地位向上につなげるのが組織の目的です」
「奉仕活動の具体的な中身ですか? 山形の場合だと山形大、東北芸工大、山形短大の女子学生3人への奨学金贈呈とか、スワンヒル市(注・山形市の姉妹都市のオーストラリアの都市)からの交換留学生支援、ドメスティック・バイオレンス(DV)被害者女性への支援などです」