山形コミュニティ新聞WEB版

編集長インタビュー

NPO法人 かみのやまランドバンク 理事長 渡邊 秀賢さん

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渡邊 秀賢(わたなべ・ひでたか) 1975年(昭和50年)南陽市生まれ。長井高から明海大不動産学部(千葉県浦安市)に進み、98年卒業後、祖父が創業し父親が経営する不動産会社へ。2004年に山形第一不動産に改組する際に父親とともに共同代表、06年から代表取締役社長。社業のかたわら、空き家や空き地の利活用に取り組むNPO法人の設立に奔走、19年設立の「かみのやまランドバンク」理事長を務める。

空き家問題は誰かがやらないと
  取り返しがつかなくなる前に

――かみのやまランドバンクって?

産学官でNPO法人

 「所有者が分からないまま放置されている空き家や空き地は全国で増えていて、人口減少や高齢化が進む上山では特に顕著です。だからといって私たち民間の不動産業者だけではどうしようもないし、市が制度だけつくっても機能しない」

 「そこで民間と行政が協力し、そのうえで全国で唯一、不動産学部がある母校の明海大も巻き込んで3年前に設立したのが産学官連携のNPO法人『かみのやまランドバンク』です」

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