編集長インタビュー
井上工業(寒河江市)会長 井上 尚さん
井上 尚(いのうえ・たかし) 1954年(昭和29年)寒河江市生まれ。左沢高から足利工業大に進み、4年時に中退して帰郷、実家で井上工業の前身である井上砂利へ。現場で作業経験を積み、同社の解体工事進出を主導。88年社長就任。2016年に全国解体工事業団体連合会会長に就任するのにあたり同社会長に。他に県解体工事業協会代表理事も務める。66歳。
形あるものを無に帰す解体業
だから仕事の内容が問われる
――簡単に御社の沿革からお願いします。
解体手法にこだわり
「1947年に父が運送業に乗り出したのが始まり。64年に砂利採取業に転換して川砂利、山砂を採ってたんだけど、やがて需要が先細りに。それで手持ちの重機やダンプが使える土木工事に再度の業態転換し、最終的解体工事中心に行き着いたのが85年かな」