編集長インタビュー
山形丸魚 社長 鈴木 徹郎さん
鈴木 徹郎(すずき・てつろう) 1965年(昭和40年)米沢市生まれ。米沢興譲館高から駒大法学部に進み、卒業後に広告代理業のウィネット(東京)へ。91年に帰郷して祖父が42年に創業に参画した山形丸魚入社、執行役員、常務、専務を経て2020年5月29日に社長就任。子ども3人は独立し、母、妻と山形市の自宅で3人暮らし。趣味はゴルフと料理。54歳。
不漁、コロナ禍のさなかの就任
まさに身の引き締まる思いです
――丸魚さんって、大企業なのに意外と知られてないみたいで…(苦笑)
総合食品卸会社
「当社は太平洋戦争が起きた翌年の1942年(昭和17年)、庄内を除く村山、置賜、最上の3地区で水産物を扱っていた個人商店10家が合同で設立した『山形県海産物配給統制組合』が前身。53年に株式会社・山形丸魚に改組して、今年で創立67年になります」
「社名が示す通り、取り扱いの柱は水産物ですが、調味料や即席めん、飲料といった加工食品、総菜なども幅広く扱っている総合食品卸会社で、直近の年間売上高は213億円、従業員数は約200人です」