編集長インタビュー
おもてなし山形 社長 髙倉 正則さん
髙倉 正則(たかくら・まさのり) 1958年(昭和33年)山形市生まれ。山形東高定時制課程卒業後、77年に山形市役所へ。納税課を振り出しに教育委員会(公民館担当)、観光物産課、政策推進課、秘書課、広報課長、環境部長などを経て2017年に定年退職、同年、市文化振興事業団事務局長兼「山寺芭蕉記念館」館長、19年から現職。市都市振興公社理事長も兼ねる。61歳。
広域観光で日本版DMOに
醸成したい稼ぐ力と郷土愛
――「おもてなし山形」ってどんな組織?
観光客数増加が使命
「山形、上山、天童の3市の魅力を融合させ、旅行商品の企画・販売を手がけるため2年前に設立された株式会社です。広域の観光関係者が一体になってインバウンド(訪日外国人)を含めた観光客数増加につなげるのが使命です」
「文化的な視点も組み合わせ、稼ぐ力を引き出すとともに郷土愛も醸成していきたい。3月には観光庁の『日本版DMO』(観光地域づくり推進法人)に登録され、責任の重さも感じてます」