編集長インタビュー
ブロードキャスター ピーター・バラカンさん
ピーター・バラカン 1951年、ロンドンでユダヤ系ポーランド人の父と、イギリス人とミャンマー人を両親に持つ母との間に生まれる。ロンドン大学日本語学科を卒業後、レコード店勤務を経て74年に来日、東京の音楽出版会社で働く。その後独立し、音楽に関する豊富な知識と流暢な日本語を生かしてラジオやテレビでDJ、司会などを幅広く務め、良質な音楽を紹介し続けているほか、時事問題にも鋭いメッセージを発信している。自ら名乗る「ブロードキャスター」は放送媒体で表現活動する人を意味する英語。日本人の奥さんを持ち、子ども2人は独立して現在は東京で夫婦2人暮らし。67歳。
音楽以外に時事問題にも言及
生まれながら「出る杭」ですから
――山形にはよくいらっしゃるんですか?
定期的に山形に
「ボクが選んだミュージシャンで構成する『ライブ・マジック』というコンサートを4年前から東京でやっていて、2年前にシベールさんから『山形でもやって欲しい』と誘ってもらったのが縁で毎年この時期にお邪魔してます。3回目になる今年の山形でのコンサートは10月22日です」
「それ以外にも山形には何度か。諸外国に向け日本の文化を紹介する衛星放送番組のホスト役として、新庄に行った時は雪がテーマだったかな、米沢に行った時は米づくりを紹介しました」