編集長インタビュー
さといもや さとう農園(山形市)社長 佐藤 卓弥さん
佐藤 卓弥(さとう・たくや)1974年(昭和49年)山形市生まれ。千歳小→市立4中→山形南高を経て東京の大学に進学。情報学を学び、東京でシステムエンジニアとして働く。3年後に帰郷、サトイモの生産・加工・販売を手がける実家のさとう農園へ。16年から社長。19年には「日本一の芋煮会フェスティバル」実行委員長を務めた。49歳。
山形が誇る芋煮文化 世界との交流の架け橋に
――さとう農園の沿革からお願いします。
サトイモを専業に
「大正時代、曽祖父がこの地で始めた野菜の行商がルーツです。いろんな野菜をリヤカーに積んで市内を売り歩いていたとか。当時からサトイモだけは洗ったものを販売していて、高級品として人気があったそうです」