表紙
さとう農園(山形市落合町)に巨大地上絵「ガネーシャ」が出現!
山形市落合町の約9000平方メートルのサトイモ畑を上空から見下ろすと、そこには何と、除災招福の神様「ガネーシャ」の巨大な地上絵が!
製作したのは畑主・さとう農園の佐藤卓弥社長(47)。山形名物「芋煮」の主役サトイモの魅力を世界にPRしようと始めた恒例の企画で、今年で6作目。これまでナスカ地上絵の「ハチドリ」や「コンドル」、アンデス地方の神「トゥミ」などを描いてきた。
ガネーシャは人間の体にゾウの顔、4本の腕を持ち、夢や願いをかなえてくれるという神様。
製作期間は4週間。5月中旬に測量士の協力も仰いで絵を描き、ガネーシャの輪郭の畝はマルチャーを使い佐藤社長が1人で担当。6月中旬に社員総出で約1万2000個の種芋を植えて完成させた。大きさは縦約100メートル、横約80メートル。
佐藤社長は「今年こそは日本一の芋煮会フェスティバルが開催されることを祈念したい」と話している。地上絵の〝立役者〟であるサトイモの収穫は9月下旬から10月いっぱいの予定で、さとう農園で販売される。