編集長インタビュー
オビサン(山形市) 社長 小嶋 寛之さん
小嶋 寛之(おじま・ひろゆき) 1970年(昭和45年)山形市出身。山形東高から東京外大中国語学科へ進み、同大卒業後、94年に三井物産入社。東京本社、シンガポール支店での勤務を経て2000年に退社、家業の紙卸売業のオビサンへ。取締役、常務を経て12年に社長就任。46歳。
創業は明治31年のお茶・紙問屋
時代ニーズに対応して業容拡大
――「オビ××」っていいう屋号の会社、山形市内に幾つかありますよね。
屋号の「オビ」は家紋から
「分家した親戚同士で、16家あります。『オビ』という屋号は家紋の『(オビ)』から。弊社の場合、『』だからオビサンというわけですね」
「横のつながり? それぞれが独立独歩で商売していますし、商売をしていない家もありますので、顔が分からない小嶋さんもいらっしゃって恐縮してしまうこともあります」