編集長インタビュー
タレント ダニエル・カール さん
ダニエル・カール(だにえる・かーる) 1960年、米カリフォルニア州モンロビア市生まれ。小学校時代から日本に興味を抱き、高校時代に奈良県五條市、大学時代に大阪府枚方市に各1年間留学。大学卒業後、文部省(現在の文部科学省)英語指導助手として山形県に赴任、3年間各地の中学校で英語を教えた。その後上京して翻訳会社を設立する一方、山形弁を駆使するマルチタレントとして活躍。東日本大震災の復興支援にも力を注いでいる。54歳。
フレンドリーな山形弁
使わないのはもったいない――
――「山形弁研究家」の肩書きもお持ちとか。
ここは日本?
「38年前、最初に山形に来た時はビックリしました。みんなが話す言葉が『んだ』『んだの』。日本語に『ん』から始まる言葉はないって教わってたから『ここ、ホントに日本?』って(苦笑)。最初はまったく分がんなかった」