編集長インタビュー
東北萬国社 社長 本郷 和枝 さん
本郷 和枝(ほんごう・かずえ) 1938年(昭和13年)宮城県石巻市生まれ。宮城学院女子短大(仙台市、現在の宮城学院女子大)を卒業して1後、21歳の時に仙台市のコーヒー卸会社に勤務していた前社長の故・富也氏と結婚。22歳で出産、直後の60年12月に富也氏と山形市でコーヒー卸会社の東北萬国社を創業し、専務に。2004年社長就任。山形商工会議所女性会会長などを歴任したほか、現在も県関税会女性部会長、やまがた宮城県人会会長、やまがた特命観光・つや姫大使などを務める。77歳。
おかげさまで創業55周年
今後も品質を追及していきます
――創業55周年だと伺(うかが)いました。
見ず知らずの地で創業
「忘れもしない昭和35年12月22日、生後3カ月の長女を抱いて初めて山形の土を踏みました。雪がしんしんと降る寒い日でしたね。亡くなった主人とその日に七日町で会社を立ち上げました」