編集長インタビュー
作家 深町 秋生さん
深町 秋生(ふかまち・あきお) 1975年(昭和50年)南陽市生まれ。山形中央高から専修大経済学部に進み、卒業後の99年協同薬品工業(長井市)入社。会社勤めの傍ら山形新聞の「山新文学賞」への投稿を続け、2004年「果てしなき渇き」で第3回「このミステリーがすごい!」大賞受賞。同作は50万部突破のベストセラーになり、中島哲也監督により「渇き。」のタイトルで映画化され現在公開中。08年協同薬品を退社して専業作家になり、「組織犯罪対策課八神瑛子シリーズ」は累計40万部を突破。山辺町在住、38歳。
豪華俳優陣が自分の作品に
「ドッキリ」かと思いました
――昔から作家志望?
会社員時代に大賞受賞
「目覚めたのは会社に入った23歳の時でしたね。最初に投稿した山新文学賞で佳作に選ばれ、審査員だった(文芸評論家の)池上冬樹先生に誘われて『小説家になろう講座』に出入りするようになって」