編集長インタビュー
トラベル東北 社長 山口スティーブさん
山口スティーブ(やまぐち・すてぃーぶ) 1960年、米カンザス州生まれ。オクラホマ州立大学を卒業後、スタンフォード大大学院を経て自民党政治を研究するため85年に東大大学院に留学。87~93年、三菱商事勤務。94年、結婚を機に日本国籍を取得、奥さんの実家である山口建設(最上町)へ。岳父が亡くなって社長を務めるが、2007年に会社を整理し、新たにトラベル東北(同)を設立して社長に。51歳。
山形は観光資源の宝庫
情報発信で地元活性化へ――
――5年前最初に会った時「青い目してその経歴で何で最上の土建屋に」って思った(苦笑)
入り婿で最上町に
「CIAのスパイじゃないかと(笑)。よく聞かれるけど、結婚しようと思った相手がたまたま最上町で50年続く建設会社の1人娘。親御さんに猛反対され、許してくれる条件が日本国籍を取って養子になって家業を継ぐことだったのね」