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旧舞鶴荘(天童市)「アンダの森」にリニューアル
全世代が楽しめる宿に
天童温泉の老舗旅館「天童グランドホテル舞鶴荘」が全面リニューアル、新たに「アンダの森天童店」として22日にオープンした。アンダはインドネシア語で「あなた」のことで、ファミリー層に的を絞った宿として生まれ変わった。
リニューアルを手がけたのはスポーツ用品大手「ヴィクトリア」創業者の荻野勝朗氏が率いるNSグループ(東京)で、首都圏を中心にカラオケ店やリゾートホテル、産後ケアに特化したホテルなどを展開している。
アンダの森天童店は〝子どもから大人まで全世代が楽しめる〟をコンセプトとし、特に子どもが大好きな恐竜や車、バイクなどを随所に配している。10万個のボールプールで遊べるアスレチック広場や、無料で楽しめるゲームコーナー、漫画ライブラリーなどもある。
大人には源泉100%かけ流しの大浴場や、7種類の貸し切り風呂も用意。食事、飲み物、遊び場の料金は全て宿泊代金に含まれるという。
NSグループでは「歴史ある天童温泉で微力ながら地域に貢献していきたい」と話している。