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編集長インタビュー

「高宮麻綾の引継書」で作家デビュー 城戸川 りょう さん

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城戸川 りょう(きどかわ・りょう)1992年(平成4年)山辺町出身。山辺小、山辺中、山形東高、東大経済学部を卒業して商社へ。2017年、入社2年目の終わりから篠田節子や宮部みゆきらを輩出した「山村正夫記念小説講座」に通い、仕事の合間に小説を書き始める。24年、4本目の作品「高宮麻綾の引継書」が第31回松本清張賞の最終選考で落選するも、同賞を運営する文藝春秋の社内で強く推す声があり、3月6日に書籍化。発売後2週間たたずに重版が決定するなど好反響を呼んでいる。東京都在住、33歳。

長く愛される兼業作家に
   山形の盛り上げにも貢献を

――戸田書店山形店でもランキング首位!

重版出来!

 「嬉しいですね。この本は、入社3年目の主人公が自分の企画を通そうと孤軍奮闘する痛快お仕事小説。上司らが企画をつぶそうと立ち回る背景に殺人事件があり、主人公がそれを解決していくというミステリーの要素も盛り込んでいます」

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