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編集長インタビュー

酒井製麺所 代表 酒井 政輔 氏

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酒井 政輔(さかい・まさすけ) 1942年(昭和17年)山形市生まれ。山形南高から明治大学経営学部に進み、卒業後に帰郷して30年創業の実家「酒井製麺所」へ。2002年に4代目社長に就任。山形県製麺協同組合副理事長も務める。68歳。

酒井製麺所 代表 酒井 政輔 氏

麺づくり80余年
   技術と品質には自信——

——下段の広告に絡(から)んで「ゆきちから」の話題で伺(うかが)ったんですが、思わぬ展開に(苦笑)

そばがこんにゃくと合体

 「こんにゃくそばの話かえ? だからよ、あれはよ、『丹野こんにゃく』のオヤジさんが練ったこんにゃく持ってきて、これでソバでも作ってくれってところから始まったんだな。でも、なかなかうまくいかなくって、できるまで半年以上かかったっけね。20年以上も前の話さ」
 「それで出来あがったのがこれよ。でも田舎そばが主流の山形では絶対にウケないと思って一般の小売りはせず、丹野こんにゃくで売ってた程度。それが偶然に三越のバイヤーの目に留まったっけの」

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