編集長インタビュー
モンテディオ山形 ゼネラルマネージャー 中井川 茂敏 氏
中井川 茂敏(なかいがわ・しげとし) 1958年(昭和33年)山形市生まれ。82年日大法卒後、山形日本電気(現在のNECエレクトロニクス山形)入社。86年モンテディオ山形の前身「NEC山形サッカー部」事務局を担当、チームの東北社会人リーグ昇格(89年)、JFL昇格(94年)に貢献。97年NEC山形総務部に復職後、07年から現職。08年モンテがJ1昇格を果たしたことから「昇格請負人」とも称される。51歳。
高いモチベーション 「やれそう」な予感 ——
——ゼネラルマネジャーって?
チーム強化に向け全業務
「端的に言えばチームを強くするための仕事すべてです。監督やコーチの人選、選手の補強や育成などチームの編成にかかわる業務が中心ですが、チームとフロントとのコミュニケーションを保つための潤滑油のような役目もあります」
「だから練習にはなるべく顔を出すようにしているし、試合にも必ず帯同します。選手の体調や心理を正しく把握し、問題があれば早めに対処する必要がある。問題解決が長引けばチームには必ず綻びが出ます。就任当初はチームとフロントにやや距離があったかな」