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編集長インタビュー

山形県サッカー協会 会長(日本地下水開発会長) 桂木 公平 氏

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桂木 公平(かつらぎ・こうへい) 1926年(大正15年)大阪市生まれ。49年に京都大学工学部を卒業後、62年、山形市で日本地下水開発㈱を設立して社長に。80年に独自の研究開発により全国で初めて「無散水消雪システム」を実用化、現在この分野での国内シェアは約50%に達する。96年から同社会長。この間、山形県産業賞、三浦記念賞、国土庁長官賞などを数多く受賞。山形県サッカー協会会長のほか山形県スポーツ振興21世紀協会副理事長、山形県日中友好協会理事長なども務める。82歳。

山形県サッカー協会 会長(日本地下水開発会長) 桂木 公平 氏

モンテのJ1昇格
    山形変革の起爆剤に
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——モンテディオ山形がJ1昇格! 雪国のチームが起こした奇跡です。
 
発足時、資金集まらず

 「Jリーグで唯一、社団法人が運営するクラブがモンテディオ。Jリーグ入りに際しては条件の法人化に向けた協賛企業が集まらず、断念しかけたこともありましたが、Jリーグが規約を改定してくれて社団法人としてJ2に参入できたのが1999年。爾来10年、曲折の末の栄冠です」
 「そもそも私が県サッカー協会会長に就任したのが1983年、モンテの前身のNEC山形サッカー同好会が発足したのが翌84年。92年開催の『べにばな国体』に向けて87年からNEC山形とチーム強化に取り組んできましたから、10年どころか22年ぶりの悲願達成ですね」

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