編集長インタビュー
山形県知事 齋藤 弘 氏
齋藤 弘(さいとう・ひろし) 1957年(昭和32年)、山形市生まれ。81年東京外国語大学卒業後、日本銀行入行。預金保険機構金融再生部次長、人事局企画役などを務めた後、2003年に同行を退職して山形銀行に入行し、総合企画部副部長、監査部副部長を歴任。 05年から山形県知事に就任する。48歳。
若者を山形に惹きつけたい
――知事就任から1年半が経過しましたが、「やまがた改革」の進ちょく状況はいかがですか。
「まだまだ道半ばというところです。県民の声を反映した身近な県政の推進、受動喫煙の弊害の徹底排除などは満足のいく成果をあげたものの、行政サービスの民間委託などは課題を残しています」
「県職員の意識改革も喫緊の課題です。改革を叫んでも実行していくのは県職員であり、彼らの意識が変わらないことには実はあがらない」
――「身近な県政の推進」を具体的に。