編集長インタビュー
ナルセ(山形市)社長 佐藤 正幸さん
佐藤 正幸(さとう・まさゆき) 1947年(昭和22年)酒田市で生まれ、中学1年から山形市に移り住む。山形商を卒業後、北海道浦河町の競走馬牧場・オーシャンファームへ。2年後に帰郷、義兄の父親が42年に大手町で創業した実験器具販売の山形成瀬器械店(現ナルセ)入社。部長、専務を経て94年から3代目社長。2014~18年に東北科学機器協会理事長も務めた。74歳。
産業発展のための黒子に徹し
ひいては社会貢献につなげたい
――8月が創業80周年とお聞きしました。
8月が創業80周年
「弊社は実験器具の販売からスタートし、その後に最先端科学機器の専門商社へと脱皮して現在に至っています。具体的には、島津製作所、オリンパス、チノーなど世界に冠たる科学機器メーカーの県内総代理店として、各種の測定器、試験機を東北の各大学、研究機関、民間企業などに納入しています」