編集長インタビュー
山里菜(山形市)社長 海谷 康裕さん
海谷 康裕(かいや・やすひろ) 1982年(昭和57年)山形市生まれ。蔵王二小、蔵王一中から日大山形高に進み、卒業後、県内の食品メーカーでの営業の仕事を経て2006年に実家の山里菜(さんりな)へ。15年専務、18年から社長。コロナ禍による苦境脱却と地域活性化を目指し、山形市初の蔵王発クラフトビール(地ビール)の醸造事業に取り組んでいる。39歳。
山形市初のクラフトビールで
ふるさとの蔵王を活性化したい
――クラフトビールの醸造に挑戦中とか。
醸造所、蔵王で建設中
「県内には6カ所にクラフトビール醸造所がありますが、山形市内にはゼロ。蔵王山系の湧き水は美味しさで定評があり、これを活かさない手はない、生まれ育った蔵王や山形を盛り上げたいという思いで1年前から計画を進めてきました」