悲運の提督/「判官びいき」の系譜
「判官びいき」の系譜/最上 義光:第25回
最上川舟運の礎を築く
松尾芭蕉は「奥の細道」の旅で元禄2年(1689年)に大石田を訪れ、地元の富豪である2人の俳人と句会を開いた。この時に詠んだ「五月雨をあつめて涼し最上川」(「涼し」はのち推敲(すいこう)されて「早し」)の句は広く知られている。
松尾芭蕉は「奥の細道」の旅で元禄2年(1689年)に大石田を訪れ、地元の富豪である2人の俳人と句会を開いた。この時に詠んだ「五月雨をあつめて涼し最上川」(「涼し」はのち推敲(すいこう)されて「早し」)の句は広く知られている。