悲運の提督/「判官びいき」の系譜
「判官びいき」の系譜/最上 義光:第7回
「阿諛追従(あゆついしょう)の徒」だったのか?
義光の活躍した戦国時代、各地の大名は織田信長・豊臣秀吉・徳川家康と移り変わっていく権力者との関係維持に常に腐心し、その権威を利用しつつ自分の領国支配の正統性を保とうとした。それはもちろん義光とて例外ではない。
義光の活躍した戦国時代、各地の大名は織田信長・豊臣秀吉・徳川家康と移り変わっていく権力者との関係維持に常に腐心し、その権威を利用しつつ自分の領国支配の正統性を保とうとした。それはもちろん義光とて例外ではない。