悲運の提督/「判官びいき」の系譜
「判官びいき」の系譜/源 義経:第7回
歌舞伎「義経千本桜」
江戸時代の歌舞伎では、源平とは関わりのない演目でも上演中に唐突に「現れ出でたる義経公」という語りとともに義経がなぜか登場し、何をするわけでもなく舞台を横切って「さしたる用もなかりせば」と、観衆の拍手喝采のうちに去っていくことがしょっちゅうあったという。
江戸時代の歌舞伎では、源平とは関わりのない演目でも上演中に唐突に「現れ出でたる義経公」という語りとともに義経がなぜか登場し、何をするわけでもなく舞台を横切って「さしたる用もなかりせば」と、観衆の拍手喝采のうちに去っていくことがしょっちゅうあったという。