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悲運の提督/「判官びいき」の系譜

「判官びいき」の系譜/吉良上野介:第10回

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仮名手本忠臣蔵の功罪

 赤穂浪士の討ち入り後、それを題材にした演劇が続々と作られた。近松門左衛門も「兼好法師物見車(けんこうほうしものみぐるま)」、その続編として「碁盤太平記(ごばんたいへいき)」という人形浄瑠璃を書いた。

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