相続の基礎知識
相続の基礎知識/(39)名義預金
今回は「名義預金」についてのお話です。
誰も知らない通帳が!
まず問題です。Aさんが亡くなりました。相続の手続きをしようと遺族がAさんの財産を調べていくと、金庫の中に長女Bさん名義の預金通帳が出てきました。届け出印鑑はAさんのもので、Bさんを含め誰もその存在を知りませんでした。
税務上、通帳の預金は誰のものとみなされるのでしょうか?名義人であるBさんのものとみなされるのでしょうか?